子育てにおける「正しい知識」

子育てに限ったことではありませんが、正しい知識を持つこと、または自分が得た情報が正しいかどうかを確認することはとても難しいことです。

今日、4か月半の赤ちゃんを連れたお母さんが、赤ちゃんの向きぐせチェックとスリングの使い方の指導を受けにいらっしゃいまいた。

すでにまるまる育児を実践されているので、赤ちゃんの向きぐせは少しありましたが、身体の緊張は強くなく、とてもリラックスできていました。

右を向くときに首だけでは向ききれず、左肩がついてきてしまう感じでしたが、少し調整するとすぐにきれいに右を向けるようになりました。

ただ、お話を聞いていると、まだ寝返りはできてないとのことでした。

4か月半という月例を考えると、ぼちぼち寝返りが出来ていてほしいころです。

家で赤ちゃんとどのように関り、どのように遊びや運動をさせると良いかというアドバイスを行いました。

こちらは帰ってその日のうちに送ってこられたメールです。

「向き癖もごく軽く、体が柔らかいと聞いて安心しました。帰ってきてさっそく練習をしたところ、今日のうちにすっかり寝返りができるようになって驚いているところです。体の機能は整っていて、使い方が分かってなかっただけなのですね。教えていただきありがとうございます。
発達には個人差が…というのは重々承知しているつもりですが、親の関わりで子どもの可能性を伸ばすも止めるもできるというのはおそろしいですね。正しい知識のもとで子どもの成長を見守るためにも、また困り感があったら帰省の際に相談にうかがえたら、と思います。
スリングも復習させていただき、褒めながら教えてくださるので自信がつきました。これまで以上に活用していきたいと思います。
ありがとうございました。」

さらに、その後のメールです。

「体の発達も脳の発達も、正しい知識を…とは思いながら、私のところに入ってくる情報も断片的なもので、果たして何を信じていいのやら、で迷いはあります。まるまる育児で『顎を引く』というのも、違和感を覚えたものの『そういうもんかなぁ』と思ってしまっていたので、声に出してみてよかったです。
(中略)

寝返りできて、このニコニコです。

ちなみに昨日の夜は、2回くらい起きて授乳はしたものの、泣くこともなくぐっすり寝ました。
では、失礼します。

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